ハモネプ出場者インタビュー
【第一回:こーよーさん(GOLAZO)】
こんにちは、JP-act WinterLiveスタッフの、4回生めっつです。今回のインタビューでは、先日ハモネプにも出場された、「GOLAZO」のリードボーカル、こーよーさんに、インタビューをさせていただこうと思います。インタビューワーは、実はこーよーさんと高校の同級生である、4回生めっつがお送りします!!
よろしくお願いいたします!!
よろしくお願いします!
アカペラの原点としてのハモネプ
早速ですが、アカペラを始めようと思ったきっかけはなんですか??
やっぱりハモネプですね。Ban B Crewというバンドがありまして。「愛のメモリー」をうたっていたんですよ。それを、中学くらいの頃に聞いてアカペラをやろうと思い始めました。すごい刺激でした。
そのタイミングで、特に、リードボーカルに魅せられて、リードボーカルでハモネプに出たいと思うようになりました。
そのハモネプに実際に出場した、GOLAZOはどのようにして結成したのですか?
当時4回生だった女性コーラスの先輩に、ウィンターライブに出たいとのことで、誘ってもらいました。そのころの自分は、合宿等では賞をもらったりしていたのですが、サークルライブには全然出られていなくて、その点も見ていただけていたようです。
ということは、「GOLAZO」は、サークルライブに出たいという思いで始めたのですね。
そういうことです!ですが、出られませんでした。実力的には、音源審査1位など、評価されていたのですが、当時のサークルライブの主旨に合わないという理由で落とされてしまいました。でも、この結果が原動力になって、他の大きなライブに出ようと決心できました。あの時、順調にサークルライブに出ていたら、今のような活躍はなかったと思います。
順風満帆とは言えない道のりと、理想的なゴール
その後の活躍、特にハモネプ出場や、JAM優勝は順調に行ったのですか?
それが、全然順調じゃないんです。KAJa!という関西最大ライブには2年連続で落ちました。さらには、JAM(関東最大級のライブ)にも1年目は出られませんでした。また、金沢で行われている、金沢アカペラ・タウンというイベントにも応募したのですが、ファイナルステージには立つことができず、ストリートライブをして終わりました。
ですが、この時、ファイナルステージに立てないからといって手を抜かず、本気で自分たちの演奏をしたんです。そうしたら、自分たちが思っていた以上にお客さんに良い反応をもらったり、スタッフの方々の記憶に残すことができました。
この時僕たちは、賞レースに勝ちに行くよりも、お客さんを楽しませることを考えて歌った方が自分たちはうまく行くということに気づきました。
それからは、順風満帆でした!
翌年の金沢アカペラ・タウンではファイナルステージに立ち、JAMでは初出場で優勝することができました!
そして、ハモネプにも出場できました。
なるほど。最終結果だけ見ると、常に順風満帆に思えますが、実際はとても苦労されたのですね。
はい。特に、GOLAZOのメンバーは、元々上手い人の集まりでは決してなくて、みんなサークルライブには全然出られていないメンバーでして。
何度失敗しても、諦めなかった結果が今の活躍に繋がっているのですね...
そういうことだと思います。
アカペラの魅力、こだわり。
話は変わりますが、こーよーさんの考える“アカペラの魅力”を教えてください!
アカペラならではだと思うのですが、みんなの声のタイミング、リズムが揃った瞬間が1番楽しい、気持ちいいと感じますね。ぼくはアカペラをやる中でリズムに重点を置いてきたからですかね。サークルの先輩にも、リズムを揃えて身体を動かすことがとても重要だと教わったのも大きいと思います。
今度は逆に、アカペラで苦労したことはありますか?
音ですかね。1回生の時、曲の中で絶対に取れない音があり、悔しくて毎日キーボードを使って先輩と練習しました。今も少しコーラスに苦手意識はあります。
なるほど。続いてですが、こーよーさんのボーカルのこだわりなどありますか?
視覚効果を使うために、動くことが大事ですね。そのために曲をよく理解して、どういう動きが良いか考えることをいつもしています。特にGOLAZOでは、ドリームガールズというミュージカル映画の曲をやっているので、視覚効果も合わせるためにダンスをしようということになりました。
ここまで動きの表現を突き詰めるのは、こーよーさんならではのこだわりなのですね。
最後になりますが、これは伝えたいということなどありましたらお願いします。
技術力に関しては、貪欲にあってほしいですね。アカペラは楽しむだけにやるのもいいかもしれないですが、やるからには、楽しむだけで終わってしまうのはもったいないなと僕は思います。例えば、ストリートライブなどをする際は、お客さんを立ち止まらせて満足させる演奏をするべきだと考えています。そういった意識をもって、毎日技術の向上に努めています。
なるほど。そうやって貪欲に技術向上を求めたのが、こーよーさんの成功の秘訣なのですね。
そうだと思います。
今回は、インタビューにご協力いただきありがとうございました!!
こちらこそ、ありがとうございました。